2016年5月15日日曜日

小さな しあわせ


葵祭を見た帰り道、偶然服にとまった てんとうむしを観察しました。

太陽に向かって飛び立つまでの短い時間でしたが、子供の時に指先から飛び立つ
てんとうむしをじっと眺めていた、懐かしい記憶を思い出しました。

短い時間に感じた、「小さな しあわせ」です。

今年も二條大橋のたもとの禊川に、蛍が帰ってきました!
夜の散歩に出逢った蛍も、「小さな しあわせ」です。1日の終わりの少しの時間、
水の音と蛍のひかりを楽しみに散歩に行きたいと思います。

明日はどんな出来事が待っているのでしょうか。
これからも、沢山の「小さな しあわせ」を心と身体で感じていきたいと思います。

皆さんにとっての、「小さな しあわせ」はなんでしょうか。








2016年5月4日水曜日

はりえんじゅの花



皆さんは「はり」と聞くと、どのような事を思い浮かべますか。
縫い物に使う針、注射の針、鍼灸の鍼をイメージする方もいらっしゃるでしょうか。

この時期、鴨川には「はりえんじゅ」の花が咲いています。
沢山の白い花と薄緑色の葉をつけた大きな木の下を通ると、やさしい甘い香りが
します。

同じ「はり」と名前がつくことで、親近感をもってからは、散歩に出かけて木の下で
立ち止まります。木陰には、さわやかな風とやさしいかおりが待っています。

ぜひ、「はりえんじゅ」の木の下で深呼吸してみてください。











2016年5月1日日曜日

こどものはりについて

●こどもの笑顔は何よりのたからものです●

小さい頃、けがをした時に手を当ててもらった記憶や、撫でてもらい
うれしかったこと、あたたかい気持ちになった事を覚えていますか。

こどものはりは「刺しません」。皮膚を「さする」だけです。
「さする」やさしいはりの刺激はお母さんの手当てのように、
お子さまには心地よく伝わります。

お子さまの皮膚に身体の反応(手当が必要なところ)が出ています。
反応が出ているところを確認しながら、お子さまの身体に合わせて、
刺激量を調整してさすります。

「さする」やさしいはりの刺激が自律神経のバランスを整え、
胃腸の働きを高め、ぐっすりと眠れるようになります。





「歩」 「和」 「笑顔」


いつもよりゆっくり歩いていると、さらにゆっくりと動くかたつむりに出会いました。
「歩」という字は、少しと止まるが合わさっています。
いつもより、ゆっくりと歩いて立ち止まることの大切さを感じました。

治療室に来てくれたこどもたちが、ベッドの下に隠しておいた風船を見つけて、
目を大きくして、にっこりしてくれた時は、本当にうれしいです。

治療室の名前の「にこ」は、「和」という字からきています。「和」には、「やわらぐ」「なごむ」
「おだやかに笑うさま」という意味があります。
これからもずっと、こどもたちの笑顔につながるお手伝いをしていきたいと思っております。

こどものはりの事、お子さんのお身体の事、お母さんのお身体の事、どんなことでもご相談ください。お待ちしております。