一ヶ月も前のことになりますが、カライモブックス(上京区)さんで開催されたジャパンマシニスト社の「香害ガイダンス」に夫婦で参加してきました。
ジャパンマシニスト社編集者で、化学物質過敏症の当事者でもある松田さんがガイドしてくださいました。
香害とは、香水や香りつき洗濯洗剤・柔軟剤などの香料が原因で、不快感が生じたり、頭痛やアレルギーなどの症状が起きたりすることを指します。
嗅覚は個人差があること。匂いは慣れて、感じにくくなる特徴があること。嗅覚は大脳に直結しているので記憶と関連が強いことなど既知の内容もありましたが、初めて伺うお話もありました。
印象に残った2点は、下記の2つ。
① 柔軟剤の香りのカプセルのサイズはPM1!
皆さんが避けようとするPM2.5よりもかなり小さいのです。しかも柔軟剤キャップ1杯に1億個入っているそうです。PM2.5の飛んでいる日は部屋干しをする方もいらっしゃると思いますが、柔軟剤を使っていたら…。
② 柔軟剤の香りのカプセルが、鼻から直接脳に取り込まれる可能性が
嗅神経細胞をとおして直接脳内へ取り込まれている可能性があるそうです。匂いへの症状が無香料タイプや抗菌剤などでも同様に起こることもこれで説明がつくそうです。
ある日突然化学物質過敏症を発症するかもしれないのです。自分に影響があるだけでなく、あなたと接する周囲の方にも影響している可能性があります。リスクを減らすためにも、柔軟剤を思い切ってやめてみませんか?
私達にこ鍼灸治療室では、石けんとクエン酸でシーツやタオル類を洗濯しています。
治療室の本棚にも、参考になる本を置いています。ぜひご覧になってみてください。
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