2017年10月5日木曜日

月見はり


月見はり

昨日は中秋の名月。きれいなお月さまでしたね。

八坂神社の観月祭。到着したら、ちょうど最後の演目が始まったところでした。
短い時間でしたが、綺麗なお月様を眺めながら祇園太鼓の演奏を楽しみました



『月見はり』という言葉をご存知でしょうか。
陰暦の8月15日に小児はりをすると、子どもが健やかに過ごせるという風習です。健康保険制度が未発達の時代には、関西ではどこの鍼灸院でも行われていたそうです。

なぜ、お月見の季節にはりをすると、健やかなのでしょう。
この時期は寒暖差が大きく、空気が冷えてきます。すると「アレルギーで鼻水が出るんです」「咳がでます」「喘息の発作がでました」というお子さんが増えてきます。これから寒くなってくる時期にはりをして、元気に冬を迎える。すると風邪を引かずに健やかに過ごせるという、昔からの知恵だったのかなと思います。

小児はりをすると、「風邪を引きにくい」「アレルギーがでにくくなる」などの効果があります。風邪予防に小児はり。ぜひお試し下さい。



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