今日5月12日は国際看護の日で、化学物質過敏症の世界啓発デーでもあります。
化学物質過敏症の発症原因として、以前は新築やリフォームによる揮発性有機化合物などが多かったそうですが、最近では日用品である合成洗剤や柔軟剤から発症する方が増えているそうです。
コロナ禍を経て抗菌・抗ウイルスの洗剤が増えたこと、そして香りが強く長く続く柔軟剤の売上が年々増加していることが、発症を加速させているのではないでしょうか。
私たちはそういう洗剤や柔軟剤を使用していませんので、患者さんが身にまとう洗剤や柔軟剤の強い匂いにびっくりすることがあります。使っているご本人はその香りに慣れてしまい、お気づきになっていないようです。以前にくらべると洗濯後の衣類から揮発する化学物質が格段に増えており、それを常に吸い込んでいるのですから、健康によいはずがありません。お使いの洗剤や柔軟剤を見直してみませんか。
我が家では、粉石鹸で洗濯しクエン酸を柔軟剤代わりに使っており、部屋干し臭などとは無縁です。タオルの黒ずみもありません。粉石鹸が面倒であれば、液体石鹸かセスキ炭酸ナトリウムをおすすめします。石鹸は洗浄力も抜群です。食べこぼしも、汗汚れもすっきり洗えますよ。お洗濯のコツなどご質問がありましたら施術の際にお声掛けください。
健やかな日々でありますように。