2025年5月19日月曜日

家事のできる身体

 我が家で使っているフライパンやお鍋は厚くて重いものばかりです。気になって重量を量ってみたところ、一番重いものはなんと蓋と合わせると4キロ超え。次に重いものも4キロ弱でした。それに料理が入ると重量は更に増えます。

 

年齢を重ねた方からは重い鍋から軽いお鍋に買い替えるお話を伺います。ただでさえ料理が億劫になってくるのに、お鍋や調理道具が重いと更にハードルが上がるようです。軽いお鍋で、気持ちも軽くお料理に取り掛かるのもよいと思います。様々な工夫をしてハードルを下げ、身体のためにもできるだけ自分で調理して食べる機会を増やすのが大事なことではないでしょうか。

 

でも私はまだ、重いフライパンや鍋をしばらくは使って行きたいと思っています。以前読んだ雑誌に、ヨーロッパでは、ストウブやル・クルーゼといった重いお鍋を難なく使っている高齢者が多いと書いてありました。鍋をもつときにコツがあって、ヨーロッパの方たちは自然とそういう身体の使い方をしているそうです。

 


手首や肘、肩が痛いという患者さんの中には、痛みに慣れてしまい、日常生活に伴う痛みを深刻に捉えていらっしゃらないことがあります。痛みに対する施術とともに、痛みの出ない体の使い方を一緒に考えていきませんか?


健やかな日々でありますように。

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