2024年7月29日月曜日

「瘀血(おけつ)」のこと

 私たちは患者さんが訴えている部位だけでなく全身をみて施術しています。その際に患者さんのお腹に触れ、お身体の状態を確認しどのツボを使うか決めることが多いです。 

いくつかチェックポイントがあるのですが、その中の一つに「瘀血(おけつ)」のサインがあります。



「瘀血」とは東洋医学特有の考えで、生理的に機能していない血液や、血の巡りが滞ることを指しています。東洋医学では全身に気血水が巡り、偏りがないことが健康であるとされていますので、血の滞りがないことが望ましいです。

 

どんな人にそのサインが表れることが多いかというと、打撲、過去に手術を受けた、皮膚など身体に炎症症状が続いている人、冷えている人などです。

 

「手術を終えたからもう大丈夫」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、むしろ手術の前後に鍼灸施術を受けて体調を整えて頂きたいと思っています。

 

よい1日をお過ごしください。健やかな1週間でありますように。

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